キャリアパスの未来予想

将来のキャリアコースを思い描いてみよう!

看護師のキャリアを積む

現場で働く看護師は、常に臨床実践能力を向上させながら日々現場で切磋琢磨していく。看護師にもキャリアパスの道は様々あり、自身が築くキャリアによって様々な道が開けるのが近年の看護師のワークスタイルだ。
そもそも、キャリアパスとはいったいどのような意味だろうか。

キャリアパスとは直訳するとキャリアへの道、という意味だ。
一般企業などでいうと昇格による異動、昇進のことを指す。規模の大きい病院では、新人看護師に対して実践能力をサポート、向上させる院内教育プログラムが組まれている病院が多く、2年目、3年目の看護師に対してもキャリアステップの院内プログラム、更に中堅看護師に対しても経験年数に応じた人材育成に力を入れている姿勢が多く見られる。

キャリアパスには、第一に現場での能力向上が必須である。
看護の現場では、チームでの看護実践が主となるがチームの中で担われた役割を自立して行うことがまずは一つ目のキャリアステップだ。またそこから、リーダーシップ性を発揮していくことで実践モデルの対象となり、更なるステップとなる。その後は院内・院外研修へ積極的に参加し、主任というキャリアコースが見えてくる。

主任看護師からのステップは、現場での熟練だけではなく、管理職へのキャリアパス、教育職へのキャリアパス、といった様々なステップがある病院が多く見られる。どのキャリアパスの段階でも、その時の自身に置かれた課題に対しての対応、将来像を常に意識した姿勢が重要であり、努力は必要不可欠である。

~努力の先にある『看護師の将来を見つめて』~